最近、患者さまから洗口剤は何を使えば良いのか、聞かれる事が多くなりました。口腔内の衛生管理に興味を持っていただける方が増えて嬉しい限りなのですが、様々な種類が各社から発売されており、迷ってしまいますよね。
考え方としては、抗菌成分を含むものと含まないもの、この2種類に分けられると思います。口腔内の消毒作用を期待する場合は前者の抗菌成分を含む洗口剤を使うということになります。
抗菌成分を含むものは以外と少なく、代表的な洗口剤の中でも数種類しか存在しません。代表的なものとしてグルコン酸クロルヘキシジン、ベンゼトニウム塩化物、ヨード製剤、フッ化物の4つがあります。それぞれ歯肉の炎症、歯を抜いた後の感染予防、喉など粘膜の炎症、虫歯予防と、効果と目的が異なります。
当院では希望された患者さんには唾液検査を行ってお口の中のリスク判定を行い、リスクにあった洗口剤のご案内を行なっております。
お悩みの方がおられましたら、一度お口の健康診断を受けてみませんか?